中東の笛?イラクの1ミリ? 森保ジャパン、痛恨の失点が呼んだ議論「理不尽」【アジア杯回顧】

イラク戦の2失点目を振り返る【写真:ロイター】
イラク戦の2失点目を振り返る【写真:ロイター】

GL第2戦イラク戦は1-2で敗戦

 2024年のアジアカップでは数々の反響シーンがあったなか、今回はグループリーグ第2戦イラク戦(1-2)の2失点目の場面を振り返る。このシーンでは、サイドラインを割っていたようにも見えたなか、ファンから疑問の声が上がり物議を醸した。

 問題の場面は1点リードを許した劣勢の前半アディショナルタイム、日本の右サイドから崩され、サイドライン際で相手MFアハメド・アルハッジャージがライン上でぎりぎりのボールコントロールを見せて運んだ。最後はクロスを上げられてしまい、エースFWアイメン・フセインに追加点を許した。

 その直後、ライン際でボールを割っていた可能性もありビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。だが、ゴールは認められた。このプレーと判定に対して、SNS上では「ボール出てただろ!」「ボール出てない?」「理不尽」「中東の笛?」「イラクの1ミリ」など疑問の声が続出していた。

 イラク戦で敗れた森保ジャパンだが、結局は準々決勝でイラン代表にも敗れてベスト8で敗退。アジア杯を通して失点が多く課題が露呈した。ロングボール対策など北中米ワールドカップ(W杯)予選に向けて急遽立て直しが必要となる。

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