日本、最新FIFAランキングで18位後退の見込み 韓国は22位浮上と母国メディア注目

日本はアジアトップの座をキープへ【写真:ロイター】
日本はアジアトップの座をキープへ【写真:ロイター】

日本はアジアトップの座をキープへ

 カタールで開催されたアジアカップは、史上5か国目となるカタールの大会2連覇で幕を閉じた。2月15日に最新のFIFAランキングが発表される見込みのなか、日本はワンランクダウン、韓国はワンランクアップの見込みだと韓国メディア「ISPLUS」は伝えている。

 今回のアジアカップで優勝候補とされた日本(FIFAランキング17位)と韓国(同23位)だが、それぞれベスト8、ベスト4でフィニッシュ。同58位の前回王者カタールが、決勝でヨルダンを3-1で破って史上5か国目となる大会2連覇を果たした。

 記事では、アフリカネーションズカップ、アジアカップの結果を踏まえたFIFAランキングの予想を掲載。グループリーグでイラク、準々決勝でイランに敗れた日本は順位を1つ落とす見込みだという。

「日本が18位で、依然として唯一10位台をキープし、アジアトップの座を守る見通しだ。ただ、日本も今大会で8失点を喫し、ワンランクダウンとなった。アジアトップ4の中でポイントがマイナスのチームは日本が唯一だ。グループリーグ第2戦でイラクに敗れた影響で、25.46ポイントを失ったのが大きく働いた。残りの勝利した試合ではポイントの上昇幅が大きくなかった。日本が後退した一方で、アフリカネーションズカップで16強に進出したセネガルが17位に上がる見通しだ」

 日本(18位)、イラン(20位)に続き、韓国が23位からワンランクアップの22位になる見通しだという。

「アジアカップ準決勝に進出したことを踏まえれば、残念な上昇幅だ。グループリーグなどで屈辱的な結果が繰り返された影響だ。1~2月に行われた大陸別代表戦は、アジアとアフリカのみ。実際、韓国とオーストラリアなどがポイントを積み上げたなか、21位デンマークや24位ウクライナ、25位オーストリアはポイントに変化がなかった。少しでも点数を積んだアジアの国の順位が上がるのはごく自然なことだ」

 記事によれば、アジアカップ2連覇を達成したカタールが58位から38位へ、実に20ランクアップの見通し。その後をサウジアラビア(53位)、イラク(58位)、ウズベキスタン(65位)が続くものと見られる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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