日本人DFは「準備が整っていない」 プレミアデビューはいつ?指揮官が言及「適応が必要」

ルートン・タウンに移籍した橋岡大樹【写真:Getty Images】
ルートン・タウンに移籍した橋岡大樹【写真:Getty Images】

1月末にプレミアのルートン・タウンへ橋岡が加入

 イングランド1部プレミアリーグのルートン・タウンに移籍したDF橋岡大樹。デビュー戦の日程にも注目が集まるなか、現地メディアによると「まだ準備が整っていない」として現地時間2月10日のリーグ戦の出場は見送られるようだ。

 橋岡は浦和レッズの下部組織出身で2018年にトップ昇格。ベルギー1部シント=トロイデンでは当初のレンタルから1年で完全移籍となる。自身の地位を確立したのち、1月30日にシント=トロイデンからルートン・タウンへと完全移籍。プレミアリーグへとステップアップした。

 日本代表としても国際Aマッチ7試合に出場している橋岡。英国デビュー時期に期待が高まるなか、ルートン・タウンは2月10日にプレミアリーグ第24節でシェフィールド・ユナイテッドとホームで対戦する。

 地元紙「Luton Today」は、バックラインの1人21歳のDFテデン・メンジがトレーニング中に怪我を負った事実を報道。「シェフィールド・ユナイテッドとのプレミアリーグの重要な一戦に出場できない可能性が出てきた」と不安を危惧している。

 メンジはマンチェスター・ユナイテッドのユース出身で、レンタル移籍を繰り返したのちに23年夏よりルートン・タウンへ完全移籍加入。ここまでリーグ16試合1ゴールをマークする主力だ。

 記事ではロブ・エドワーズ監督の言葉を紹介。「マッズは大丈夫ではない。テデンは足首を少し痛めていて、昨日のトレーニングでそれを感じた」と、ふくらはぎの問題を抱えるセンターバック(CB)のDFマッズ・ユエル・アンデルセンとともに厳しい状況にあると明かした。

 そのなかで期待の橋岡の出場可能性についてエドワーズ監督は「今はまだ調整中だから、もう少し時間をかけてみよう。ほかの国やこのリーグでは、特に大きな適応が必要だからだ。もう少し時間を与えよう」と理由とともにデビューお預けの意向を示している。同紙も「1月に移籍してきた橋岡大樹のメンバー入りには、この試合は早すぎる」と同調していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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