三笘は「アジアレベルでは止められない」 復帰の日本人アタッカーに韓国脱帽
“ドリブル成功率75%”…約33分間プレーで存在感
1月31日のアジアカップ決勝トーナメント1回戦バーレーン代表との試合で、日本代表に待ち望んでいたアタッカーが復帰した。左足首の負傷で離脱中だったMF三笘薫(ブライトン)は、後半22分から同大会初出場を果たす。約33分間プレーで示した圧巻の出来に、海外メディアも脱帽している。
前半31分にDF毎熊晟矢のミドルシュートのこぼれをMF堂安律が押し込んで日本が先制。後半4分には前線でボールを奪ったチャンスから、MF久保建英が決めて2点差とする。オウンゴールで失点したものの、後半27分にはFW上田綺世がストライカーらしい一撃でダメ押しの1点を奪い3-1で勝利した。
堂安、久保、上田らの貢献もさることながら、後半22分から出場した三笘も十分なインパクトを残す。ファーストプレーで早速得意のドリブルで仕掛けを披露。後半40分には自陣で拾ったボールを50メートルほどドリブルで持ち上がり相手3人を置き去りに。ラストは中央のFW浅野拓磨へパスを通したが、これは残念ながらシュートまで持ち込めなかった。
韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スポータルコリア」は三笘のピッチ復帰を受け「アジアレベルでは止められない。日本のエース三笘が後半22分からの出場→ドリブル成功率75%を記録」と、早速披露したプレーを称賛した。
「日本のカウンター時にバーレーンのDF3人を1人で突破し、すぐさま空いた浅野拓磨にチャンスをつないだが、浅野のタッチミスで残念ながらアシストを逃した。チームを牽引し、ドリブル成功率75%、4回のボール回収、地上戦勝率67%、アタッキングエリアへのパス1回を記録。三苫の役割はさらに増している」
短い時間ながらも驚異的なデータを披露した三笘。海外でもその復活は大々的に取り上げ立てていた。