今季限りでシャビ監督の退任が決定、早くもさまざまな憶測が飛び交う

　スペイン1部FCバルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督は今季限りで退任することが決まった。海外メディアから後任となる指揮官についてさまざまな憶測が浮上している。

【PR】ABEMAでプレミアリーグ生中継！三笘所属ブライトンや遠藤所属リヴァプールなど厳選試合を無料生中継！

　一部では、イングランド1部アーセナルのミケル・アルテタ監督がシャビ監督の後継者候補として名前が挙がっていた。しかし、英メディア「Football Transfer」は「アルテタの噂は“ナンセンス”」と、バルサの下部組織でプレーした経験を持つアルテタ監督の就任を否定している。

　そのうえで、同メディアはスペイン1部ラス・パルマスを率いるスペイン人のガルシア・ピミエンタ監督が「バルセロナの最有力候補」だとしている。ピミエンタ監督は過去にバルセロナのユースチームやBチームを率いた経験を持ち、ロナルド・クーマン元監督（2020年〜2021年）の後任として監督就任も取り沙汰されたことがある。

　だが、ピミエンタ監督は2021年にバルセロナBチームの監督を突如として解任され、その後ラス・パルマスへと渡っている。チームの混迷期に自身を解任したジョアン・ラポルタ会長との関係は破綻していると言われるが、バルサは長期的な財政問題を抱えていることもあり、クラブ上層部は若手選手の育成にも長ける同監督を呼び戻したいと考え直しているようだ。

　偉大なレジェンドの後釜という重責を担うのは一体誰になるのか。バルセロナの監督選びが大きな注目を集めている。