名手ピルロと並び立つ中村俊輔の功績 伊メディアが「レッジーナ黄金期ベスト11」に選出

クラブが最も輝いていた1990年から2004年までを回顧

 イタリア半島のつま先部分に位置するレッジーナは2008-09シーズンにセリエAから降格後、15年に破産しセリエDに降格。創立103年目を迎えた今季はレガ・プロ(3部)に昇格し、復活の道を歩んでいる。

 イタリア南部の小さなクラブがセリエAで戦った1990年代から2000年初頭はクラブにとっての黄金期となるが、地元メディアは1990年から2004年までに所属した選手によるベスト11を選出。今オフに長年在籍した横浜F・マリノスからジュビロ磐田に移籍した元日本代表MF中村俊輔は、元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ(現ニューヨーク・シティFC)とともに堂々の選出を果たしている。

「レッジーナ、セリエAの喜び。1990年から2004年のトップ11」との見出しで特集したのは、レッジーナ専門のニュースメディア「レッジョ・ネル・パローネ」。システムは3-5-2で、黄金期を支えた実力者の名前が記されている。

 GKは2000年1月から2001年まで所属したマッシモ・タイービ。1998-99シーズンにはヴェネツィアで名波浩(現ジュビロ磐田監督)とわずかに共闘した後、マンチェスター・ユナイテッドに移籍した。

 DFは1991年から2000年まで、そして、2003年から1年所属し、レッジーナでリーグ戦276試合に出場したDFシモーネ・ジャケッタ、1994年のプロデビューから出戻りを繰り返し、4度復帰したブルーノ・チリッロ、1999年から2001年までプレーした元U-21イタリア代表のジョセフ・ダヨ・オシャドガンが並んでいる。

 

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