危険プレーもカードなし 中国MF、“足裏キック被害”の顔面は「少し痛くて痺れた」

中国とレバノンが対戦【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
中国とレバノンが対戦【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

中国MFダイ・ワイツンが顔面を蹴られるもノーファウル判定に

 アジアカップのグループリーグA組レバノン代表対中国代表の一戦が1月17日、カタールのアル・トゥマーマ・スタジアムで行われたなか、前半にレバノン選手の足裏が中国MFダイ・ワイツンの顔面に直撃する危険プレーが発生。ダイ・ワイツンの顔には傷跡がつきながらもノーカード判定となったが、本人は試合後に「闘い続ける!」と決意表明している。

 問題のシーンは前半14分に起きた。レバノン陣内へ放り込まれたフィードをきっかけにルーズボールに反応したDFハリル・ハミスがクリアを試みるも、足裏が中国MFダイ・ワイツンの顔面に直撃。ダイ・ワイツンへの危険プレーに対して、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)介入で反則チェックが行われたが、ノーカードで試合再開となった。

 試合は両者無得点でドロー決着に。グループ初戦でタジキスタン代表と0-0の引き分けで終わった中国は、この一戦でも勝ち星を得られずフラストレーションを溜める形となった。

 中国メディア「網易」によれば、左頬に裂傷を負い、流血がまだ残る状態で取材エリアに姿を現したダイ・ワイツンは、「試合中、少し痛くて痺れを感じたけど、あまり考えず試合に集中していた」と語ったという。

 ダイ・ワイツンは試合後、中国版X(旧ツイッター)の「微博(Weibo)」に「軽傷でも戦線離脱せず、闘い続ける!」と投稿し、1月22日に行われるグループリーグ第3戦カタール戦にフォーカスしていた。

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