J1鹿島、MF荒木遼太郎がFC東京へ期限付き移籍 「このタイミングで環境を変える決断をしました」

荒木遼太郎がFC東京に期限付き移籍【写真:Getty Images】
荒木遼太郎がFC東京に期限付き移籍【写真:Getty Images】

今季はリーグ戦13試合と厳しい1年に

 J1 鹿島アントラーズは12月24日、MF荒木遼太郎がFC東京へ期限付き移籍することを発表した。荒木は「このタイミングで環境を変える決断をしました」と理由をコメントに残している。

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 現在21歳の荒木は、2020年に東福岡高から鹿島へ加入すると1年目からリーグ戦26試合2ゴールと活躍。翌21年は36試合10ゴールと活躍。元日本代表FW城彰二氏以来史上2人目の10代選手での二桁得点を達成し、J1のベストヤングプレーヤー賞を受賞した。

 22シーズンは腰椎椎間板ヘルニアに対する椎間板溶解術を実施するなどコンディションに問題を抱えた影響で、リーグ戦13試合に出場して1ゴールにとどまる。23シーズンもリーグ戦13試合でノーゴールと厳しい1年となった。

 そうしたなか、来シーズンはFC東京へのレンタルが決定。期間は2024年2月1日から2025年1月31日までとなり、期限付き移籍期間中に鹿島と対戦するすべての公式戦に出場できない。

 荒木は鹿島側のリリースで「ここ2シーズンは自分の思うようにいかず、このタイミングで環境を変える決断をしました。自分が苦しんでいる時、ずっと支えてもらったアントラーズサポーターの方々には本当に感謝しています。プロサッカー選手の価値はピッチで示すしかないので、結果を残せるよう頑張ります」と、移籍を決断した理由を明かす。

 またFC東京へのコメントでは「強い覚悟を持ってFC東京に来ました。自分の持ち味はゴールに直結するプレーなので、試合に出て結果で示し、チームの勝利に貢献したいと思います。みなさんの前でプレーできることを、楽しみにしています」と、決意も語っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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