G大阪、松田浩氏のフットボール本部長就任を発表 和田氏、松波氏が退任の大刷新へ

G大阪が大刷新へ(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
G大阪が大刷新へ(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

リリースで発表

 J1ガンバ大阪は12月20日、フットボール本部を新設することを発表した。さらに和田昌裕強化・アカデミー担当取締役、松波正信アカデミーダイレクターが退任し、松田浩氏がフットボール本部の本部長に就任、梶居勝志氏が強化部長、星原隆昭氏がアカデミーダイレクターに就任することも併せて発表した。

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 2020年にG大阪の強化・アカデミー担当となった和田氏は17年から19年まで在籍していたツエーゲン金沢へ復帰。ゼネラルマネージャーに就任する。クラブを通して「今シーズンも昨シーズンに続き、最後まで残留争いに巻き込まれ、皆様の期待を大きく裏切る結果になりましたことを、心よりお詫びを申し上げますとともに責任を重く受け止めております」とコメントした。

 松波氏は2012年にG大阪監督を務め、アンバサダーやガイナーレ鳥取監督、セレッソ大阪U-18コーチなどを経て18年にG大阪へ復帰。アカデミーや強化に携わりながら、21年には緊急登板で監督を務めた。22年からはアカデミーダイレクターに戻っていた。松波氏は「この偉大なクラブで選手、監督、フロントスタッフとして貴重な経験をさせていただいたこと、素晴らしい方々と協力しクラブの発展に尽力できたことに深く感謝しております」と伝えた。

 新設されるフットボール本部長に就任する松田氏は22年にコーチから監督へ“昇格”して残留に導いた。「たいへん身の引き締まる思い」とコメントを発表した。

 梶居強化部長も18年以来、6年ぶりの復帰が決定。星原氏は長年日本サッカー協会の育成年代で活躍。息子はG大阪のアカデミーで育ちトップに昇格した星原健太氏で、アカデミーダイレクターに新任する。

 2014年に三冠獲得、15年に天皇杯を制覇して以来、タイトルから遠ざかっているG大阪。昨今ではJ1リーグで低迷しており、大刷新に踏み切ったようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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