J2ベストイレブンが発表! 清水から最多3人…日本人最多タイ得点の千葉FW小森飛絢も選出

J2リーグのベストイレブンが決定!【写真:徳原隆元 & (C) FCMZ】
J2リーグのベストイレブンが決定!【写真:徳原隆元 & (C) FCMZ】

自動昇格の町田と磐田からは1名ずつ、PO勝ち抜いた東京Vからは2人が選出

 今季のJ2リーグで活躍したチームや選手を表彰する「2023 J2リーグアウォーズ」が12月7日に開催され、ベストイレブンが発表された。自動昇格を決めたFC町田ゼルビアとジュビロ磐田からは1名ずつだったが、清水エスパルスから最多3人が選出された。

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 3位でJ1昇格プレーオフ(PO)に臨んで昇格まで進んだ東京ヴェルディからは2選手が選出された。MF森田晃樹は「今年は特にキャプテンという立場、責任感を持ってサッカーを楽しむことを意識していた」と話し、「今シーズンは特に、コンスタントに試合に出られて最終的にチームの目標だったJ1昇格を達成できて嬉しく思う」と笑顔を見せた。

 また、同じ東京VのDF宮原和也は「シーズンを通して試合に出続けることを目標にやってきた。試合数も出て、それが達成できて嬉しく思う。自分のサイドで負けないことを意識していた。そこで取ることができれば攻撃につながると思ってやっていた」と自信を持ったプレーについて明かした。

 4位で臨んだ昇格プレーオフ決勝でギリギリのところで及ばなかった清水からは3選手が受賞。大きな結果になった試合から間もないだけに昇格を逃した悔しさが残っている印象を与え、10ゴール10アシストの成績を残したMF乾貴士は「昇格できなかったというところでは、個人成績はあまり意味のあるものではないかなと思う。もう少し、次はチームを勝たせられるような選手になりたい」とさらなる成長を誓う。

 清水DF鈴木義宜は「1年間を通して試合に出続けられたのは良かった。だからこそ、より結果に結び付けたかった。チームが昇格という目標を掲げたなか、それを成し遂げることができなかったのは力不足だったと思う」とコメントしていた。

 また、清水の守護神GK権田修一は「結果として昇格ができず、納得はしていない。どうしたら昇格できたか、自分の力で勝ち点を取れたかと、シーズンも終わって間もないので考えている」と話し、「僕は東京Vのマテウス選手が最少失点でふさわしいと思うので、もっと自分がふさわしいと思えるGKになれるように頑張りたい」と、東京VのGKマテウスについて言及していた。

14位熊本からは7得点9アシストのMF平川が唯一選出

 6位から昇格プレーオフに臨んだジェフユナイテッド千葉からは2選手が受賞し、MF田口泰士は「監督に求められているプレーは明確で、それをピッチで表現するだけ。個人、チームでやるべきことがハッキリしていた。楽しみながら戦えたシーズンだと思う」と振り返った。

 また、千葉への正式加入1年目で13得点したFW小森飛絢は「1年目ながら二桁ゴールできたことはすごく自信になった。これからもゴールを取り続けたい。この1年間、すごく色々なことを経験させてもらって日々成長できて良かった」と喜びを語った。

 14位に終わったロアッソ熊本からは、MF平川怜が選出された。7得点9アシストの数字も残したシーズンに「チームとしてはなかなか結果が出ず苦しいシーズンだったけど、個人として評価してもらえて嬉しい。チームとしてはリーグ戦の好機でなかなか勝てない試合が続いて目標からはかけ離れた結果になった。ただ、苦しい時でもチームがバラバラにならず来年につながる戦いができた。個人としてはまだまだ得点もアシストもできたと思う」と反省点も述べている。

 優勝した町田からはFWエリキが選出。2位の磐田からはDFリカルド・グラッサ、V・ファーレン長崎のFWフアンマ・デルガドも受賞したが、後者2人は記者会見とアウォーズは欠席となった。

 ベストイレブン受賞者は以下の通り。

GK
権田修一(清水エスパルス)
DF
宮原和也(東京ヴェルディ)
鈴木義宜(清水エスパルス)
リカルド・グラッサ(ジュビロ磐田)

MF
田口泰士(ジェフユナイテッド千葉)
森田晃樹(東京ヴェルディ)
乾貴士(清水エスパルス)
平川 怜(ロアッソ熊本)

FW
小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)
エリキ(FC町田ゼルビア)
フアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎)

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