連覇逸も得点王&ベスト11受賞 A・ロペスが「ベストを尽くしたので悔いはない」と語る訳

横浜FMのアンデルソン・ロペス【写真:徳原隆元】
横浜FMのアンデルソン・ロペス【写真:徳原隆元】

今季22ゴールで大迫とともに得点王を獲得

 横浜F・マリノスのFWアンデルソン・ロペスは、2023年シーズンのJ1で通算22得点を記録し、ヴィッセル神戸のFW大迫勇也と並び、得点王のタイトルを獲得した。12月5日に横浜アリーナで開催された「2023 Jリーグアウォーズ」では、キャリア初となるベストイレブンにも選出されている。

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 リーグ連覇を目指した横浜FMだったが、シーズン中に多くの負傷者が出たこともあり、今シーズンは取りこぼしも目立った。それでも第33節まで優勝の可能性を残していたが、連覇を達成することはできなかった。

 そんななかでも、アンデルソン・ロペスはゴールを量産し、昨シーズンの11得点から2倍となる22得点を記録した。授賞式後にメディアの取材に応じたアンデルソン・ロペスはシーズンを振り返り、「今シーズンはマリノスにとっては、すごく厳しい、難しいシーズンでした。いろんなチャレンジがあったなかでも、チームとして乗り切ることができて、最後の最後まで優勝争いができました。残念ながら我々が望んでいたタイトルには届きませんでしたが、最初から最後まで僕はベストを尽くしたので悔いはありませんし、自分のパフォーマンスには満足しています。最後には個人タイトルではありますが、こういう賞をもらえたことを嬉しく思っています」と、得点王とベストイレブンのダブル受賞を喜んだ。

 シーズン22ゴールを重ねたストライカーは、2024年シーズンに向けて「やっぱりよりいい選手になりたいですし、来シーズンはチャンピオンに返り咲きたいという強い気持ちを持っています。最後の最後にタイトルを獲れなかったことは、本当に痛みを伴いますし、悔しかったです。ですから、今シーズン足りなかったものをしっかりと見つめ直して、来シーズンに生かしたいと思います」と、タイトル奪還を誓った。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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