三笘薫、チェルシー戦で途中出場 ドリブル披露も得点関与ならず…ブライトンは3失点敗戦

三笘薫は後半途中から出場【写真:Getty Images】
三笘薫は後半途中から出場【写真:Getty Images】

アウェーでチェルシーと対戦し、劣勢覆せず2-3敗戦

 イングランド1部ブライトンは現地時間12月3日、アウェーでチェルシーとのリーグ戦に臨み、2-3で敗れた。日本代表MF三笘薫はベンチスタートとなったなかで後半途中出場。果敢に仕掛けたが、ゴールに関与できなかった。

 ブライトンは前節のノッティンガム・フォレスト戦で7試合ぶりの勝利。11月30日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節のAEKアテネ戦(1-0)から中2日で迎えたチェルシー戦では、苦しい立ち上がりを強いられた。

 前半17分、コーナーキックの流れからMFエンソ・フェルナンデスに先制点を奪われると、その4分後にはDFレヴィ・コルウェルに決められ、2点のビハインドを背負う。その後も度々攻め込まれ、劣勢を強いられた。

 それでもブライトンは前半43分、MFファクンド・ブオナノッテがペナルティーエリア右からゴール左サイドネットを揺らす得点を決めて1点差に。前半終了間際には相手MFコナー・ギャラガーが2枚目の警告で退場処分となり数的優位となった。

 同点を狙う後半、ブライトンはチェルシーゴールに迫る場面が増えたなかで同12分に4枚替えを敢行。三笘はブオナノッテに代わって左サイドハーフに入ったなかで、一気に攻勢をかけに出た。

 しかし同18分、途中出場のMFジェームス・ミルナーがチェルシーFWミハイロ・ムドリクをエリア内で倒し、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)介入の末、PK判定に。これをE・フェルナンデスに決められ再び2点ビハインドとなる。

 反撃に出たいブライトンは、後半23分に三笘が左サイドから鋭い切り返しからDFアクセル・ディサシを翻弄するドリブルでチェルシーゴールに迫るもチャンスにはつながらない。その後も、三笘がボールを持ち仕掛ける場面こそ作るも、決定機には至らなかった。

 その後、ブライトンはJ・ペドロが1点を返すも結局、2-3で敗戦。リーグ4敗目を喫している。

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