伊東純也「久々にこの暑さでやるのでどうなるか」 アジアの“難敵”克服へ「いつもより頑張らなきゃ」

伊東純也がシリア戦に向けて意気込み【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
伊東純也がシリア戦に向けて意気込み【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

日本代表はシリア戦に臨む

 日本代表は11月21日にサウジアラビア・ジッダで行われる北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選シリア代表戦に臨む。16日のミャンマー戦(5-0)で“温存”されたMF伊東純也は右ウイングでの先発出場が濃厚。中立地とは言え、中東の気候やボールの変化に苦労しつつも自慢の突破力を発揮する。

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「やっぱり暑さとピッチが一番難しい。(アジア予選が)難しい要因かなとは思います。相手はもちろんありますけど、そこ(暑さとピッチ)にうまく適用できて自分たちのサッカーができれば全然負ける相手ではない。その準備は少しでも回復できるようになったり、少しでも順応する準備はしているので。あとはやれることをやるだけかなと思いますね」

 前回のアジア予選を経験する伊東にとっても独特な戦いに引き締めた。カタールW杯の最終予選では圧倒的な力を見せつけて、伊東が本大会に導いたといっても過言ではない。それでも、アジアでの“苦悩”はあるという。

 そのなかでも初戦はホーム開催だったため、アディダスのボールを使用。今回はホームチームが決定するため、モルテンのボールを使用する。そのため「最初はめっちゃ気になりましたね。全然ボール浮かなかったんで、びっくりしましたけど。今ちょっと慣れてきた部分ある。最初の頃よりは大丈夫かなと思います」と、この3日間でだいぶ順応したという。

 ジッダ入りしてからは長袖を着用するなどして暑熱対策してきた。森保ジャパンの中でも随一の運動量を誇る伊東でさえ「久々にこの暑さでやるので、どうなるか。ヨーロッパは暑いって言っても、そんなジメジメしてないですし。久々にこの暑さですけど、多分大丈夫だと思います(笑)。やってみないと分からないですけど。練習はやっぱり暑い分きつかったですけど、いつもよりそこは頑張らなきゃいけないと思います」と、体力配分も試合のカギを握りそうだ。

 相手は堅い守備で日本の攻撃を封じてくると見られる。アジアならではの難しい戦いになるが「今はなるべくボールを動かして、相手を動かしてスペースを空けてそこをうまく突いていくっていうのがここ最近できていると思うので、それをうまく作っていければいいかな」。日本のスピードスターがアジア予選でも力を大いに見せつける覚悟だ。

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