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目指すは“内田篤人×酒井宏樹”? 日本代表SB中山雄太が明かす理想像「僕は長友選手のようなタイプではない」
内田氏との対談で自身が理想とするSB像を明かす
イングランド2部ハダースフィールドに所属する日本代表DF中山雄太が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida‘s FOOTBALL TIME」に出演した。MCの元日本代表DF内田篤人氏との対談のなかで、自身が理想とするサイドバック(SB)像について語っている。
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日本代表は今後、11月に北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の2試合を戦い、来年1月にはカタールで開催されるアジアカップ(杯)を迎える。そこでの活躍が期待される中山は、2次予選について「前回のW杯予選も2試合出ましたが、相手が守備を固めて日本がボールを握る時間が長い試合が多くありました。得点が入らないと難しく感じてしまう試合が多いのかなと思います」と、印象を語った。
また、アジア杯については「優勝した2011年大会の印象が強い」と、内田氏が右SBのレギュラーとして出場していた大会が記憶に残っていると明かす。その2011年のアジア杯では決勝のオーストラリア戦の延長戦で、DF長友佑都(FC東京)が左サイドからFW李忠成のゴールをアシストした。
長友の尽きることない運動量を称賛した内田氏に、「どういうSBを目標にしているのか」と問われた中山は「僕はどちらかというと、縦にガンガン行くような長友選手のようなタイプではないと思っています。でも、少なからずSBには求められる能力なので、どちらかといえばタイミングだったり、ポジショニングだったりで主導権を握って上下動もしたいです。タイプ的に言えば、僕は内田さんのようなSBと、それプラス酒井(宏樹)くんのようなフィジカルのあるSBになりたい」と、理想像について説明する。
これを聞いた内田氏は、「見ていても、ちゃんと強いし、ちゃんと良いところにボールを止められる。見ているところも『すごいな』と思う。みんなの良いところ取りができるSBだと思うんだよね。現代サッカーのSBに求められることは多いじゃないですか?それを全部網羅できる気がする。今の(代表のSBの)菅原くんと中山くんは、これだけ求められていることをちゃんとやるのはすごいなと思う」と、第2次森保ジャパンの軸になることが期待される中山とDF菅原由勢(AZアルクマール)を称賛した。
そして中山の印象について、内田氏は「すごいちゃんとしていた」と言い、アジア杯で期待することとして「SBはチームを勝たせないといけないと思っている。優勝=SBの功績だと思っています。難しいじゃん。SBはアシストやゴールという結果が出しにくい。テレビには、ほとんど映らない。そこが優勝してやっと報われる。それだけのメンバーがいるし、優勝しないといけないメンバーがいるので、そこはお願いします」と、前回優勝時の長友や内田氏のように活躍を求めた。
(FOOTBALL ZONE編集部)