ベストヤングプレーヤー賞はG大阪の井手口 宇佐美の「謝罪したい」メッセージにしどろもどろ

リーグのベストヤングプレーヤー賞とのダブル受賞は、02年坪井以来14年ぶり3人目

 2016年のJリーグにおける表彰選手とチームが一堂に会する「Jリーグ・アウォーズ」が20日に開催され、ガンバ大阪のMF井手口陽介がベストヤングプレーヤー賞を受賞した。

 井手口は今季G大阪のレギュラーに定着し、リーグ戦で22試合出場4ゴールの成績を残した。今夏にはリオデジャネイロ五輪日本代表にも選出され、コロンビア戦とスウェーデン戦に出場している。決勝進出を果たしたルヴァンカップでも活躍が認められ、ニューヒーロー賞を受賞している。リーグのベストヤングプレーヤー賞とのダブル受賞は、2002年のDF坪井慶介(当時浦和、現湘南)以来14年ぶり3人目の快挙。また、G大阪では07年のDF安田理大、10年のFW宇佐美貴史に続く3人目となった。

 受賞にあたり井手口は「まさか自分が獲るとは思っていなかったので非常に光栄ですけど、これからこの賞に恥じないように頑張っていきたいので、今後とも応援よろしくお願いします」とコメントした。すると、会場にはサプライズで今夏にドイツ・ブンデスリーガのアウクスブルクに移籍した宇佐美からのビデオメッセージが届いた。

「井手口選手の存在感が日増しにまして言っていることを試合を見ながら映像を通しても感じられましたし、ガンバにとってかけがえのない存在になっていると感じました。僕自身も刺激をもらいました。2年前ほどのキャンプの時にアフター気味に削られ、『危ないやろクソガキ!』と言ってしまったことを謝罪したいと思います。すいませんでした。いつか日の丸を背負って戦えることを夢見て僕も頑張っていきます」

 

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