U-22日本代表は「恐ろしく入念に準備」 韓国が五輪へのビジョンに言及「大韓サッカー協会に明確なタイムラインはまだない」

U-22日本代表はアメリカに4失点で敗戦【写真:Getty Images】
U-22日本代表はアメリカに4失点で敗戦【写真:Getty Images】

韓国五輪代表チームのファン・ソンホン監督は強固なサポートを懇願

 パリ五輪出場を目指すU-22日本代表は、現地時間10月17日にU-22アメリカ代表と対戦し、1-4で敗れた。それでも、韓国メディアは「恐ろしく入念に準備している」と警戒している。

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 10月14日のU-22メキシコ代表戦に4-1で快勝した日本は、スタメン5人を変更してDFチェイス・アンリらが先発出場。開始5分で先制を許したなか、MF松木玖生のゴールで一度は同点に追い付くも、前半終了間際に再び勝ち越され、後半にさらに2得点を奪われて1-4で敗れた。

 韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は、日本が22歳以下、しかも大学生10人というメンバー構成で銀メダルの結果だったアジア大会にも触れつつ、U-22日本代表について言及している。

「パリ五輪で最低でも銅メダルを目標に掲げる日本は、恐ろしく入念に準備している。来年4月にカタールで開かれるU-23アジアカップで3位内に入らなければ、日本は五輪への直接の出場権を獲得できない。パリ行きに向けて最初の関門だ。4位はアフリカ予選4位のギニアと大陸間プレーオフで勝利して初めてパリに向かうことができる」

 記事では、日本に対して、韓国は明確なビジョンがまだなく、サポート体制も十分ではないとの見解を示している。

「韓国のパリ五輪に向けた大韓サッカー協会に明確なタイムラインはまだない。韓国と日本の雰囲気もはっきり違う。ファン・ソンホン監督は助けを切実に望んでいる。アジア大会で金メダルを獲得後、ファン・ソンホン監督は『選手だけでなく、支援スタッフ、コーチングスタッフの努力がなかったら、このような結果はなかったと思う』と語りつつ、『(より多くの)支援が必要だ。今大会はフィジカル班と分析班が一緒に動いた。一緒に努力しなければ韓国サッカーの発展は難しい。競技支援の部分が上手く準備できれば、パリ五輪にも自信がある』としている」

 韓国も今後、急ピッチで五輪代表チームを仕上げていくことになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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