ロイス退場、デンベレ負傷も…エースの同点弾でドルトムントがホッフェンハイムとドロー、香川は出番なし

オーバメヤンが節目の通算100得点

 一人少なくなったドルトムントは、前線からの積極的なプレスを継続して真っ向勝負を挑んだ。後半開始早々の3分、ホッフェンハイムFWヴァグナーにポスト直撃のシュートを浴びた直後、得意の高速カウンターが炸裂。最後はデンベレのアシストを受けてエリア内右に侵入したFWオーバメヤンが右足で決めて同点とした。ガボン代表ストライカーにとって今季16点目で、ドルトムント通算100得点という節目の一撃となった。

 さらに勝ち越しを狙うという状況で、同24分に2得点を演出した好調のデンベレが痛恨の負傷交代。故障者続出に加え、次節はロイスの出場停止が確定しているなか、さらなるアクシデント発生となった。数的優位のホッフェンハイムもが終盤に攻め込んだがスコアはこれ以上動かず、勝ち点1を分け合う結果となった。

 ドルトムントは2試合連続ドローで勝ち点を26とした。得失点差でフランクフルトを上回り暫定5位に浮上しているが、11節で王者バイエルン・ミュンヘンを撃破して以降1勝2分1敗と調子は上がらず。今季無敗を維持したホッフェンハイムも得失点差の関係でヘルタ・ベルリンをかわし、暫定3位(勝ち点27)となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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