日本は「年代別代表チームも恐ろしい」  U-22代表タレント層に韓国驚き…母国と比較「尋常ではない」

日本のアンダー世代の代表にも注目(写真はU-20W杯)【写真:Getty Images】
日本のアンダー世代の代表にも注目(写真はU-20W杯)【写真:Getty Images】

米遠征でU-22メキシコ代表に4-1快勝、パリ五輪出場への歩みに韓国注目

 来年のパリ五輪出場を目指すU-22日本代表は、10月14日にアメリカで行われたU-22メキシコ代表との親善試合で4-1と快勝。銀メダルを獲得したアジア大会のメンバーはほとんど含まれず、豊富な選手層を見せつけての勝利に韓国メディアは「尋常ではない」と熱視線を送っている。

 大岩剛監督率いる日本は現在、米国へ出向きメキシコ、U-22アメリカ代表(現地時間17日)との強化試合を実施。メキシコ戦では前半14分、20分にエースFW細谷真大(柏レイソル)が2得点すると、後半にもDF鈴木海音(ジュビロ磐田)、FW内野航太郎(筑波大)が加点し、相手の反撃を1点にとどめて快勝した。

 アメリカ遠征2試合に挑むメンバーは、中国・杭州で行われたアジア大会の顔ぶれとは大きく異なり、細谷やMF松木玖生(FC東京)など、Jクラブで主力を担うメンバーが選出。大学生10人が含まれたアジア大会メンバーからは、追加招集を受けた内野のみが名を連ねている。

 韓国紙「スポーツ朝鮮」は、パリ五輪出場枠を争う日本の動向に注目。「宿敵日本、尋常でない『ロード・トゥ・パリ』、アジア大会から1週間ぶりの海外遠征→メキシコ4対1の完勝」と見出しを打ち「アジア大会に出場した選手を米国遠征から外した」「チームを二元化した」と、選手層に厚さに驚きの目を向けた。

 さらに、記事では先日の国際親善試合でカナダ代表を4-1で撃破したA代表の好調ぶりにも言及しながら「日本はA代表だけでなく、年代別代表チームでも恐ろしい力を続けている」と指摘。五輪出場権を懸けたU-23アジアカップに向けて、ファン・ソンホン監督率いる母国のU-22代表は「準備が不十分だ」と伝え、両国の差に脚光を当てていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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