日本戦の前半40分、思わぬ形から生まれたカナダ代表のオウンゴール

　森保一監督率いる日本代表は10月13日に国際親善試合のカナダ代表戦に臨み、4-1と快勝した。前半に生まれたカナダのオウンゴールに海外メディアが注目し、「珍しいゴール」「これ以上に悲惨なものはない」と報じている。

　試合は前半2分にMF田中碧が先制ゴールを奪うと、同40分に思わぬ形で追加点が生まれる。日本が小気味よいパス交換で攻め込み、左サイドから駆け上がったFW浅野拓磨にボールが渡ると中央へのクロスを選択。ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンに所属するDFアルフォンソ・デイビスがクリアをしようとした際、多く踏まれたのか部分的に芝が荒れて、でこぼこになっていた影響でボールの軌道が変わりキックミスとなり、そのボールが相手GKミラン・ボリャンに当たりそのままゴールに吸い込まれた。

　ホンジュラスメディア「Diez」は「珍しいゴール」と注目。またカナダのサッカー専門サイト「Canadian Soccer Daily」の公式Xは「アルフォンソ・デイビスがボールをスライスさせ、ミラン・ボリャンの顔に当ててオウンゴール」と言及し、「これ以上に悲惨なものはない」と不運なプレーを振り返った。

　その後、試合は前半42分にMF中村敬斗、後半4分に田中のこの日2ゴール目が生まれ、最終的に4-1と快勝。森保ジャパンが強さを見せつけたなか、珍しい形で生まれたオウンゴールを海外メディアもクローズアップしていた。