元日本代表MFが示した“衝撃スタッツ”に内田氏も驚き ダービーで躍動も「そんなに良いという感覚はなかった」

清水でプレーする乾貴士【写真:Getty Images】
清水でプレーする乾貴士【写真:Getty Images】

内田氏とともに乾が静岡ダービーを振り返った

 元日本代表MF乾貴士が、「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」に出演してJ1自動昇格圏入りをかけた静岡ダービーを振り返った。

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 元日本代表DF内田篤人氏の冠番組に元日本代表DF安田理大氏とともに出演した乾は、10月7日に行われたJ2第38節のジュビロ磐田戦で決勝ゴールを挙げてチームの2位浮上に大きく貢献した。得点シーンは前半40分、FWチアゴ・サンタナの縦パスが相手に引っ掛かると、乾がこぼれ球をシュート。これが相手DFに当たり、GKの逆を突く形でゴールに決まった。

 この得点について、安田氏が「ダービーで決めるよね、やっぱり!」と、乾の大舞台での強さに触れると、乾は笑いながら「そんなイメージないでしょ」と切り返した。さらに内田氏が「これは巻く感じ?」とシュートの狙いを聞くと、「そうですね。外に巻いていったんですけど、相手に当たってくれてラッキーでした」と、謙虚に語った。

 そして、この試合を映像で振り返るなかでゴールシーンよりも盛り上がったのが、前半終了時に乾が残したスタッツだった。それは得点「1」、パス成功率「100%」、敵陣パス成功率「100%」、前方パス成功率「100%」という驚異的なもので、内田氏が「えー!」と驚くと、乾も「これ、すごくない?」と自画自賛。すると安田氏が「ホンマ? 3回くらいしかプレーしてへんのちゃう?」と、突っ込むなかで、乾は「こんなこと、もうないな」と、自身の残した驚異の数字について語った。

 安田氏に「あのスタッツやったら、自分で試合やっていて『今日、めちゃくちゃ調子いいな』とか思わへんの?」と聞かれた乾は、「いや、別にそんなに思ってなかった。攻められる時間も途中あったんですよ。だから、その感覚もちょっとあって、そんなに良いという感覚はなかった」と、明かしている。

 さらに、映像で清水サポーターが「乾 イエロー×」と書かれた段ボールを掲げている場面が流されると、内田氏が「乾バツ?」と困惑。これに対して乾は自ら「イエローもらい過ぎっていうこと。イエロー今年、8枚もらっているんで」と解説すると、内田氏は「8枚? 暴れてるなー」と、イエローカードの多さに驚いていた。

 そして、このダービーでの勝利について問われた乾は「(この勝利は)大きいですね。その前の試合で藤枝に負けていたから。気持ちは入っていましたね。ダービーっていうだけで(気持ちが)入るんですけど」と、高いモチベーションで臨んでいたと振り返った。また、内田氏に「(秋葉忠宏)監督とか、気合入りまくりでしょ?」と聞かれると、乾は「やばかったです」と、チーム全体で燃えていたことを明かしている。

 このダービーの感想を問われた安田氏は、「僕、やっぱりジュビロにいましたし」と、古巣である磐田を応援していたかと思わせておいて、「オレ、ガンバユースから清水エスパルスに行く可能性があったの。(G大阪のトップチームに)上がらずに。でも、前代未聞だからやめておこうってなった」と、驚きのエピソードを明かしてスタジオの爆笑を誘っていた。そして、「ユースから、トップチームに行けるのに、ほかのチームに行くってありえないでしょ?」と、2人に同意を求めていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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