リバプール遠藤が「何とかしたい」 ブライトン三笘との直接対決に闘志「僕がプレーすれば多くの関心が集まる」

リバプールでプレーする遠藤航【写真:ロイター】
リバプールでプレーする遠藤航【写真:ロイター】

プレミアリーグで日本人対決が実現するか

 イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、10月8日に行われるプレミアリーグ第8節のブライトン戦で先発出場するのではないかと報じられている。リバプール専門メディア「リバプール・エコー」も、その可能性に注目した。

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 遠藤は先発出場したリーグカップ3回戦のレスター戦(3-1)で評価を高めると、5日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)第2節ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ戦(2-0)にも先発で出場。前半のみで交代となったが、「遠藤は再び45分間のプレーで好印象を残した」と伝えている。

 そして「彼がモハメド・サラー、ダルウィン・ヌニェスとともにハーフタイムで交代となったことは、リバプールが日曜の午後にブライトンとの試合を迎える際、日本人が6番の役割を与えられる大きなヒントになっている」と、プレミアリーグ初先発を予想した。

 また、遠藤は「リバプールのファンにとって僕がここに来るのは驚きだったかもしれないが、監督は選手として僕のことをよく知っていた。それが僕にとっては重要だった。ここに来てから、彼と会話をした。監督はシュツットガルトにいた時から知っていたと言っていた。また、『私たちはとても攻撃的なチームであり、6番の選手、守備的なMFが必要だ』と言っていた。それが僕がここに来た理由だ。僕がここでやることは、シュツットガルトと日本代表の時と変わらない。すべての試合と練習で全力を尽くす。シュツットガルトや日本代表の時のようにプレー出来れば、リバプールでもプレーできる」と、語っているという。

 さらに、ドイツとイングランドの違いや加入直後の試合が10人になったことによる難しさがあったとしつつも「今はより快適にプレーできるようになったと感じている。ほかの選手たちも僕の特徴を理解し始めている。いい感じになってきている」と、適応に自信を見せている。

 遠藤がブライトン戦に出場すれば、日本代表MF三笘薫との日本人対決も実現することが有力だ。記事では「この試合は日本でも、たとえ東京の早朝に試合が終わるとしても、巨大な関心を集めるだろう」と、対決をあおっている。ただし、イングランドに到着してから三笘と話したかという質問に、遠藤は「いいえ、話していません」と答え、「彼と対戦できるのは、とても楽しみ。彼は昨シーズン、とてもうまくやったし、何とかしたいと思う。彼はプレミアリーグで通用すると思ったし、それは冨安健洋についても同じように思っていた」と、コメントしたという。

 さらに「プレミアリーグでプレーしている日本人選手は多くありません。特にビッグクラブでは。だから日本のファンも関心を持っていると思う。僕がプレーすれば、多くの関心が集まると思う。三笘は間違いなく出ると思われているけれど、僕が出るかは確信できていないと思う。出場すると分かれば、楽しみにしてくれるはず。先週には家族とも合流できた。通常の生活を取り戻せている」と、コメントした。

 今季について、遠藤は「プレミアリーグとELで優勝したい。それがファンが僕たちに達成してほしいと思っていること。可能性はある。可能な限りのタイトルを取りたい」と高い目標を掲げている。ブライトン戦で出場機会が訪れれば、定位置をつかむためにも結果を出したいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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