アーセナル冨安は「大成功を収める」 現地で高まる“CB起用”推しの声…堅実プレーで評価上昇

アーセナルでプレーする冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルでプレーする冨安健洋【写真:Getty Images】

カラバオ・カップで堅実プレー、CBの安定感に高評価

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、カラバオ・カップ3回戦のブレントフォード戦(0-1)で今季初めてセンターバック(CB)として先発出場。後半途中からは右サイドバック(SB)も務め、堅実プレーで高評価を集めたなか、現地メディアは本職であるCB起用を強く推している。

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 冨安は今季リーグ戦で途中からの出番が続いていたなか、リーグカップのブレントフォード戦でスタメン出場。公式戦では8月21日のプレミアリーグ第2節クリスタル・パレス戦(1-0)以来、6試合ぶりとなる先発のピッチに立ち、起用ポジションは今季アーセナルでは初となるCBでの出番となった。

 MFリース・ネルソンの決勝ゴール(前半8分)で勝利したこの試合で、冨安は同21分にピンチの場面でシュートブロックを見せるなど安定感が際立つ守備を披露。後半途中から右SBにポジションを変えたなかでも失点は許さず、堅実なプレーで無失点勝利に貢献し、一定水準のパフォーマンスで万能ぶりを発揮した。

 冨安のパフォーマンスは高評価を集め、とりわけ賛辞が寄せられたのが本職であるCBとしてのプレー。アーセナル専門メディア「ARSENAL INSIDER」も「ブレントフォード戦のパフォーマンスは状況を変えざるを得ない」と注目し、現状SBとしての起用が続いている状況を再考すべきと提言している。

 記事では「ブレントフォード戦での活躍を見れば“信じられない“冨安が今後アーセナルの中央で出場機会を得られない正当性はない。日本代表の主役であるこのポジションで、アーセナルは大成功を収めるだろう」と指摘。日本代表のドイツ戦以来、評価を高めつつあるCB起用に再度脚光が当てられていた。

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