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エジル氏、トルコ代表に入閣案が浮上 クンツ監督解任論で元独監督レーブ氏とタッグも
今年3月で引退のエジル氏、トルコ協会から代表チーム入閣入り打診?
現役時代にスペイン1部レアル・マドリードやイングランド1部アーセナルで活躍した元ドイツ代表MFメスト・エジル氏が、トルコサッカー協会から新たな仕事を打診されているようだ。ドイツ紙「ビルト」が報じている。
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エジル氏は今年3月に現役引退を発表。現役時代にはドイツ1部シャルケやブレーメンで活躍したあとにレアルへ移籍。2011-12シーズンのラ・リーガ優勝などに貢献した。2013年からはアーセナルへ移籍し、公式戦通算254試合で44得点79アシストを記録している。また、ドイツ代表としても通算92試合に出場して23ゴールを記録、2014年にブラジルで開催されたFIFAワールドカップ(W杯)の優勝メンバーの1人でもある。
トルコ系移民3世だったエジル氏は、キャリアの最後をトルコでプレー。トルコ1部フェネルバフチェ、イスタンブール・バシャクシェヒルFKでプレーした。
トルコ代表は今月12日に行われた国際親善試合で日本代表に2-4で敗れ、ドイツ人のステファン・クンツ監督の解任論が浮上している。一時はトルコサッカー連盟がクンツ監督を解任したという報道も出たが、連盟は報道を否定。それでもクンツ監督、そしてゼネラル・マネジャーのハミト・アルティントップ氏の両者の去就は話題となっている。
このアルティントップ氏のポストに入る可能性が報じられているのが、エジル氏だ。クンツ監督は中心選手でもあるMFハカン・チャルハノールとの衝突が報じられており、チャルハノールは監督の解任を要求。一方、アルティントップ氏はドイツ人監督の肩を持ったという。
記事によれば、「アルティントップ氏の未来は不透明になっている。エジルは、自身の行き先を決めていない。彼は3月にキャリアを終えたばかり。クンツ監督が解任となれば、玉突き式にほかの人事も動くだろうか」と、伝えている。なお、クンツ監督の後任の候補としては、元ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督の名前も挙がっており、レーブ監督とエジル氏が再びトルコの地でタッグを組む可能性もあるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)