アーセナルのエース争奪戦にチェルシーが名乗り!? プレミア最強攻撃陣の完成へ動き出すか

契約延長交渉が進展しないサンチェス 中国クラブに続きロンドンのライバルも横槍か

 クラブとの契約延長交渉が進展を見せないアーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスには中国からの“爆買い”オファーが浮上するなど、その去就に注目が集まっている。そんななか、プレミアリーグのライバルクラブであるチェルシーまでもが獲得に名乗りを上げようとしている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 サンチェスの契約は残り1年となっており、アーセナルもエースの慰留に向けて全力を尽くしている。延長に向けた交渉での焦点はサラリーの面で、現在の週給13万ポンド(約1900万円)から週給20万ポンド(約2900万円)への昇給をオファーしているという。しかし、そこへ横槍を入れるように中国クラブが週給40万ポンド(約5800万円)という2倍の額を提示するとの噂も急浮上。事態は複雑化している。

 そうしたなかで、さらに新たなクラブが争奪戦に名乗りを上げる可能性が出てきた。それはアーセナルと同じロンドンを本拠地とするチェルシーだ。現在プレミアリーグ首位を走る“ブルーズ”は、スペイン代表FWジエゴ・コスタのパートナーとなる選手を探しており、その適任者として目をつけたのがサンチェスだという。アーセナルとの交渉が破談に終わった場合、獲得に向けて動き始めることになりそうだ。

 コスタとサンチェスの2人はプレミアリーグ14試合を終えてともに11ゴール。プレミアリーグの得点ランクトップを走っている。8得点で同4位タイのベルギー代表MFエデン・アザールも擁するチェルシーで、プレミア最強の攻撃ユニットが完成する日が訪れるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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