トルコを4-2で撃破、ドイツ戦に続く勝利で9月の欧州遠征を2連勝

　日本代表は9月12日にベルギーのゲンクでトルコ代表と国際親善試合で対戦し、4-2で勝利した。3日前に行われたドイツ戦（4-1）に続く勝利で、9月の欧州遠征を2連勝で終えている。

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　ドイツ戦からDF伊藤洋輝を除く先発10名を入れ替えた日本だが、MF伊藤敦樹の代表初ゴールとMF中村敬斗の2ゴールで前半だけで3点を記録する。後半にもMF伊東純也が自ら得たPKを決めて4-2の勝利を収めている。

　この試合の解説をしていた元日本代表DF中田浩二氏は、「ヨーロッパで2連勝。しかも内容的にも完勝じゃないですけど、しっかり勝ったところに意味があると思いますし、日本強いなと思いました」と、感想を口にした。

　また、元日本女子代表のFW岩渕真奈氏も、「選手層の厚さだったり、日本にとってのプラスだったことがこの2試合で見られたと思います」と、2試合を振り返り、「今日の試合に関しては、伊東選手の個人技からの4点目が試合を決めたかな、すごい価値のあるゴールだったと思っています」と、トルコに攻め込まれる苦しい時間帯に長い距離を走ってPKを獲得して自ら決めた伊東を称賛した。

　今回の欧州遠征でアピールできた選手も多かったはずだ。今後の日本代表の競争激化に向けて、中田氏は「やってやろうという思いは強かったと思いますし、毎熊なんかも素晴らしいプレーを見せてくれたから、これからの競争が楽しみですね」と、代表デビューを果たして1アシストを記録したDF毎熊晟矢の名前を出して、期待を寄せた。

　岩渕氏は「この2試合、勝利で2試合を締めくくって、ものすごく今後が楽しみなチームと感じているので、全力で応援したいですし、楽しいサッカーを見せてほしいなと思います」と、今後の森保ジャパンへの期待を口にした。