ドイツ戦の最高点と最低点は? 日本代表17選手を海外メディア採点「メッシに見える」「不安げで…」

日本代表のスタメンを海外メディアが採点【写真:ロイター】
日本代表のスタメンを海外メディアが採点【写真:ロイター】

伊東純也と冨安健洋に最高点、伊藤洋輝に最低点 森保監督を称賛「完璧に近い試合」

 日本代表は現地時間9月9日(日本時間10日)、敵地ヴォルフスブルクでドイツ代表と国際親善試合を行い、4-1と完勝した。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」はドイツ戦に出場した日本代表17選手と森保一監督の採点を公開し、2選手に最高点が与えられた。

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 試合は前半11分、DF菅原由勢のクロスからMF伊東純也が流し込んで日本が先制。同18分にMFレロイ・サネに同点ゴールを献上するも、同22分には菅原のパスから伊東がシュートは放ち、流れたボールをFW上田綺世が合わせて2-1とリードを広げた。

 後半に次々選手を投入した日本は、後半45分に途中出場のMF久保建英がボール奪取からドリブルで持ち込み、最後はFW浅野拓磨が流し込んで追加点。アディショナルタイムには久保のクロスからMF田中碧が頭で合わせてダメ押しの4ゴール目を奪った。

 ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」はドイツ戦に出場した日本代表メンバーの採点を公開。最高点は先制ゴールを決めた伊東と堅守が光ったDF冨安健洋の「7.5」だった。

 伊東をマン・オブ・ザ・マッチに選び、「彼が(リオネル・)メッシに変身したように見えることがある。ドイツ守備陣を地獄に陥れ、最初にゴールを決め、2点目をアシストした」と絶賛。さらに冨安について「日本最高のディフェンダーである理由を示した。タックル、カバーリング、競り合いなど非の打ち所がない」と称えている。

 また、菅原を「最初の2ゴールは彼のクロスから生まれた」と評し、途中出場でゴールに絡んだMF久保建英については「残り15分で伊東純也に代わって出場した。非常に効率的にプレーし、日本の勝利を決定づける2アシストをマークした」と触れ、2人に「7.0」の高評価を与えている。

 軒並み高評価となった日本代表だったが、「ドイツで唯一傑出した選手だったリロイ・サネと対峙し、1対1で苦しんだ。また、前線に上がるのも不安げで、三笘との連係も今ひとつだった」と、左サイドバックの伊藤洋輝にはチーム最低「5.5」の辛口評価となっている。

 カタール・ワールドカップ(W杯)に続いてドイツを撃破したなか、日本代表を率いる森保一監督には「9.0」が与えられ、「全体的に日本は完璧に近い試合をした。4-2-3-1で好プレーを見せ、5-4-1(3-4-2-1)ではカウンターアタックがより危険だった。守備では集中し、パスワークは正確で、攻撃では効率的だった」と賛辞を送っていた。

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