「興奮しっぱなしの90分」「すごいなぁ」 森保ジャパン、強豪ドイツ4発撃破に代表OB感嘆

日本代表が4ゴールを奪いドイツ代表に勝利【写真:ロイター】
日本代表が4ゴールを奪いドイツ代表に勝利【写真:ロイター】

カタールW杯以来となるドイツとの再戦で、日本が4-1勝利

 日本代表は9月9日(現地時間)に行われた国際親善試合でドイツ代表戦に4-1で勝利した。カタール・ワールドカップ(W杯)の2-1スコアを上回る大勝に、試合中継で解説を務めていた元日本代表FW佐藤寿人氏と元日本代表DF槙野智章氏も、興奮が収まらない様子だった。

 日本時間の10日午前3時45分にキックオフを迎えた一戦で、日本はカタールW杯から成長している姿を見せた。W杯での対戦時は、ボール保持率がわずか17%だった日本だが、この試合では前半で41%のボール保持率を示し、MF伊東純也とFW上田綺世のゴールで2-1とリードした。後半に入ると、5バックにシステムを変更。ドイツの反撃に耐えると、試合終了間際にはFW浅野拓磨とMF田中碧が得点を決めて4-1と快勝した。

 試合中継で解説していた槙野は、強豪ドイツ相手の4-1というスコアについて「すごいなぁ」と感嘆すると、佐藤氏も「本当に興奮しっぱなしの90分でしたね」と同調した。槙野氏が「もう6時前ですけど、興奮が収まらない。おなか減りましたよ」と言って笑いを誘った。

 見ている側も興奮するようなゲームの直後だったが、森保一監督は試合後のフラッシュインタビューの際に、現地は夜にもかかわらず冷静に日本向けの放送であることを意識して「おはようございます」と、挨拶をしていた。そのことを指摘されると槙野氏は「こんな90分で興奮しているなかで、日本時間に挨拶するなんてすごいですよ」と、冷静沈着な対応を絶賛。また、前半の4バックから後半の5バックへの変更についても、「森保さんも前半素晴らしいなかで、よく『チャレンジ』とは言っていましたが、よく変えましたよ」と、試合後の冷静さだけではなく、采配についても称賛していた。

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