神戸マタ、日本人アタッカーとの再会熱望 「人として素晴らしい」「ユニ交換できれば…」

神戸加入が決定したフアン・マタ【写真:Getty Images】
神戸加入が決定したフアン・マタ【写真:Getty Images】

マンU時代の同僚MF香川真司を高評価、再会を待ち望む

 元スペイン代表MFフアン・マタのJ1ヴィッセル神戸入りが、今月3日に正式決定。すでに新天地でのトレーニングに参加し、欧州名門クラブを渡り歩いた実力に期待が懸かるなか、元同僚の日本人アタッカーに言及したワンシーンにクラブ公式SNSが脚光を当てている。

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 35歳のマタは、スペイン1部バレンシアやイングランド1部チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなど数々の名門クラブでプレー。チェルシー時代の2011-12シーズンには、UEFAチャンピオンズリーグ制覇を経験した。スペイン代表としては国際Aマッチ41試合10得点を記録。2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)優勝メンバーにも名を連ねた。

 2022年9月からはトルコ1部ガラタサライでプレー。公式戦18試合で3ゴール2アシストをマークし、クラブのリーグ優勝に貢献。今年7月以降、ガラタサライとの契約が満了となりフリーの状態が続いていたなかで、神戸との契約が決まり、3日に加入会見を実施した。

 背番号は「64」に決定。日本デビューに向け、すでに練習に参加するなか、クラブ公式X(旧ツイッター)が加入会見中のあるワンシーンに注目している。その内容は、ユナイテッド時代の13-14シーズン、同僚だったMF香川真司(セレッソ大阪)についてのものだ。

「まず選手として素晴らしいと思っています。高いクオリティーを持っていますし、パスコースやスペースを見つける能力に長けていて同じようなサッカー観を持っていると思っています。人としても素晴らしい。一緒に過ごした時はいつも礼儀正しく、すごく私や家族に対して良くしてました」

 ユナイテッドで共闘した期間は決して長くはなかったものの、香川とは「ずっと連絡は取り続けている」とも明かしたマタ。Jリーグでプレーすることになり「彼と会うのを楽しみにしています。また近くに対戦があるのでユニフォーム交換できれば嬉しい」と、再会を待ち望んでいる。

 神戸とセレッソ大阪は9月23日のJ1リーグ第28節で対戦。かつて、プレミアリーグの名門クラブで切磋琢磨したアタッカー2人による日本での再会シーンは、注目を集めそうだ。

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