8月に3得点2アシストを記録

　フランス1部ASモナコの日本代表MF南野拓実は今季開幕3試合で3得点2アシストを決め、4得点で目下得点ランキングトップタイに立つフランス代表FWウィサム・ベン・イェデルとともに攻撃を牽引している。その活躍により、「Sofascore」の採点を基にした8月の欧州5大リーグベストイレブンに名を連ねた。

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　南野は昨夏にイングランド1部リバプールを離れ、モナコに加入した。1年目のシーズンはリーグ戦18試合で1得点4アシストに終わり、期待に応えることはできなかった。

　しかし、今季はアドルフ・ヒュッター新監督の下で開幕から先発の座を勝ち取ると、第2節ストラスブール戦（3-0）で2得点、第3節ナント戦（3-3）で1得点と連続ゴール。2つのアシストも記録するなど絶好調だ。

　そんな南野は「Sofascore」が選ぶ欧州5大リーグ（イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス）の8月度ベストイレブンに選出された。南野の平均採点は8.40点。スペイン1部レアル・マドリードのイングランド代表MFジュード・ベリンガム（8.63点）やドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのイングランド代表FWハリー・ケイン（8.55点）といったワールドクラスの選手たちが並ぶリストの中で、4-4-2のトップ下として名を連ねた。

　ここまで2勝1分と負けなしで2位につけるモナコは、現地時間9月1日に今季UEFAチャンピオンズリーグ（CL）に出場するRCランスとホームで対戦する。3試合連続で得点に絡んでいる南野は、この試合でも輝きを放つことができるだろうか。

「Sofascore」による欧州5大リーグの8月度ベストイレブンは以下のとおり。

GK
ベルント・レノ（フルハム／8.47点）

DF
ジョバンニ・ディ・ロレンツォ（ナポリ／8.35点）
ヨアキム・アンデルセン（クリスタル・パレス／8.13点）
アレッサンドロ・バストーニ（インテル／8.10点）
ロビン・ゴセンス（ウニオン・ベルリン／8.05点）

MF
ロドリ（マンチェスター・シティ／8.57点）
ハカン・チャルハノール（インテル／8.15点）
ジュード・ベリンガム（レアル・マドリード／8.63点）
南野拓実（ASモナコ／8.40点）

FW
ケビン・ベーレンス（ウニオン・ベルリン／8.50点）
ハリー・ケイン（バイエルン・ミュンヘン／8.55点）