今夏ドルトムントから加入、開幕3試合で4得点と大暴れ

　イングランド代表MFジュード・ベリンガムは今夏にスペイン1部レアル・マドリードに加入し、開幕3試合で4得点といきなりの大活躍を見せている。スペイン地元メディアも「監督や経営陣の期待をはるかに超える」とその活躍を称賛している。

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　ベリンガムはドイツ1部ボルシア・ドルトムントで主力選手として活躍し、ビッグクラブによる争奪戦の末に“白い巨人”ことレアルへ移籍した。6年の長期契約を結び、移籍金は1億300万ユーロ（約163億円）と伝えられる。20歳ながらすでにイングランド代表でも不動の地位を築いているタレントだ。

　そんな超逸材は開幕から期待以上の活躍を披露している。開幕節のアスレティック・ビルバオ戦（2-0）で初ゴールをマークすると、続く第2節アルメニア戦（3-1）でも2得点。そして直近の第3節セルタ戦（1-0）では豪快なダイビングヘッドで決勝点をゲット。3戦4発の大暴れだ。

　元々攻守両面での貢献が期待できる万能なMFだったとはいえ、ここまでゴール量産は予想外と言えるだろう。スペイン紙「マルカ」は「予期せぬ“キラー”だったベリンガム」との見出しを打ってその活躍ぶりをレポート。「3試合で4得点は監督や経営陣の期待をはるかに超える」と大絶賛した。今夏に絶対的エースだった元フランス代表FWカリム・ベンゼマ（アル・イテハド）がチームを去ったが、その穴をベンリンガムがしっかりと埋めている。

　レアルは開幕から3試合をすべてアウェーで戦い、3連勝。今季初めて本拠地サンティアゴ・ベルナベウで戦う次節のヘタフェ戦でも、ベリンガムのゴールを見ることができるだろうか。