鹿島がCS決勝第2戦で浦和を破り7年ぶり8度目のJ制覇! 金崎2発で年間3位から“下剋上”果たす

金崎がPKを決めて勝ち越す 

 後半に入ると、このままのスコアなら優勝の浦和と、1点を勝ち越せば優勝の鹿島という構図のゲーム展開になった。鹿島の石井正忠監督は後半13分に遠藤に代えてFW鈴木優磨を、浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は同14分に高木に代えてMF青木拓矢を投入し、MF柏木陽介を1列上げて中盤の強度を高めた。

 その中で同33分、スルーパスに抜け出した鈴木を追いかけた浦和DF槙野智章が後ろから倒してしまい、鹿島にPKが与えられた。キッカーの金崎はゴール左を狙うと、浦和GK西川周作もコースを読んで飛んだが及ばずゴール。鹿島が2点目を奪い、2-1とリード。2戦のトータルスコアは2-2で並んだが、アウェーゴール数で鹿島が優位に立った。

 1点が必要になった浦和は大歓声を受けて猛攻に出た、DF槙野智章を前線に上げてパワープレーも仕掛けたが一歩及ばず。このまま鹿島が2-1で勝利し、リーグ優勝を果たした。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

松岡健三郎●写真 photo by Kenzaburo Matsuoka

 

 

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