レアル新加入GKケパ、シーズン後の完全移籍を希望 「それが実現できると思っている」
GKケパ・アリサバラガ、クルトワ負傷を受け、チェルシーからレアルへレンタル加入
スペイン1部レアル・マドリードは、ベルギー代表GKティボー・クルトワの負傷を受けて、イングランド1部チェルシーからスペイン代表GKケパ・アリサバラガをレンタル移籍で獲得した。8月15日に会見を行ったケパは、シーズン後に完全移籍を希望していることを明かしている。英メディア「90Min」が報じている。
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クルトワが左膝前十字靭帯断裂という大怪我を負い、長期離脱を強いられることとなったなかで、レアルはケパを獲得した。2018年夏にGK史上最高額の移籍金7100万ポンド(約130億円)でチェルシーに加入したケパは、2023-24シーズンに向けて昨季開幕時はチェルシーを率いていたトーマス・トゥヘル監督のいるドイツ1部バイエルン・ミュンヘンからも関心を示されていた。
最終的にレアルへの移籍を決断したケパは、今シーズンの終了後の見通しについて「本当にレアル・マドリードがシーズン終了後にも僕をキープし続けてくれることを願っているよ」と、完全移籍を希望していることを隠さなかった。そして、「今日がこのクラブで最初の1日だ。どうなるか見てみよう。自分のパフォーマンスで、それが実現できると思っている」と、クラブが買い取りに動くことに強い自信を見せた。
また、フロレンティーノ・ペレス会長も「キミを迎えることができて嬉しい。なぜなら世界最高のGKの1人であるからね。私たちは歴史上で最も成功しているサイクルを、さらに続けていきたいと思っている」と、期待を込めた。
チェルシーでは、セネガル代表GKエドゥアール・メンディにポジションを奪われるなど、決して順風満帆ではなかったケパだが、スペインに戻ってより安定したパフォーマンスを見せることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)