敵地でアバディーンと対戦し3-1勝利、開幕2連勝を飾る

　スコットランド1部セルティックは現地時間8月13日、スコティッシュ・プレミアシップ第2節アバディーン戦に臨み、3-1で勝利した。日本代表FW古橋亨梧は開幕戦に続き、2試合連続ゴールをマーク。同FW前田大然も先制アシストを決め、勝利に貢献した一方、途中出場した日本代表MF旗手怜央は無念の負傷交代を強いられている。

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　開幕節ロス・カウンティ戦を4-2で制した王者セルティックは、敵地でアバディーンと対戦。古橋、前田は揃ってスタメン出場したなか前半11分、セットプレーから前田が競り勝ったボールをFWリエル・アバダが押し込んだ。一度はオフサイドと判定も、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）チェックの末、オンサイドで得点が認められた。

　その後、前半25分に一瞬の隙を突かれて同点ゴールを献上したセルティックだったが4分後、敵陣ゴール前で相手のクリアミスを拾った古橋が右足シュートを叩き込んで、リードを2点に。ロス・カウンティ戦で1ゴール1アシストの活躍を見せた古橋は開幕から2戦連発となり、昨季リーグ得点王に輝いた実力どおりの結果を残している。

　2-1で前半を折り返したセルティックは、ハーフタイム明けからベンチスタートだった旗手を投入。その旗手は後半12分、中盤からペナルティーエリア内左へ侵入し、古橋の決定的なシュートへつなげるクロスを送るなど、精力的な動きで攻撃にアクセントを加えた。

　しかし後半24分過ぎ、旗手にアクシデントが発生。ピッチ上に座り込むと足を痛めた様子を窺わせると、そのまま途中交代に。開幕からベンチスタートが続いているなか、今シーズンから就任したブレンダン・ロジャーズ監督へのアピールに努めたかっただけに無念の形となった。

　セルティックはその後、後半38分にMFマット・オライリーが3点目をマークし、このまま3-1で勝利。リーグ開幕2連勝を飾っている。