ホーム劇的Vの広島スキッベ監督、満田誠の3か月ぶり復帰に喜び 「素晴らしいカムバック」

広島のミヒャエル・スキッベ監督【写真:徳原隆元】
広島のミヒャエル・スキッベ監督【写真:徳原隆元】

浦和とのホーム戦、ベンカリファの劇的弾で2-1勝利

 サンフレッチェ広島は8月13日のJ1第23節、浦和レッズ戦で2-1と勝利し、7試合ぶりの勝利を飾った。ミヒャエル・スキッベ監督は「自分だけでなく広島全体が喜んでいる」と、MF満田誠の復帰を喜んだ。

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 満田は5月のアビスパ福岡戦で相手選手から厳しいタックルを受け負傷。SNS上でも物議を醸したシーンだったが、これにより右膝前十字靭帯の損傷という重傷だった。そこから約3か月ぶりとなったこの浦和戦で、満田はスタメン復帰した。

 コーナーキックからDF荒木隼人の頭にピタリと合わせるボールや、相手をかわし切らずに右足シュートを放つ場面など見せ場を作り、前半45分をプレーして交代。スキッベ監督は「本当に素晴らしいカムバックだったと思う。自分だけでなく広島全体が喜んでいる。彼が入ることで全体のレベルがさらに上がる」と、復帰を喜んだ。

 前半を0-1で折り返した広島は後半、今夏にセレッソ大阪から下部組織時代を過ごした広島に移籍したFW加藤陸次樹が同点ゴール。さらにアディショナルタイムにFWナッシム・ベンカリファが勝ち越しゴールを奪った。スキッベ監督は「すごく情熱的なサッカーができた。前半も良かったが後半はさらに良いプレーができたので勝利できたと思う」と話している。

 また、この夏の移籍期間では主力MF森島司が名古屋グランパスへ移籍したものの、横浜F・マリノスからMFマルコス・ジュニオールを獲得したことが発表された。指揮官は「この夏の移籍期間で加藤という素晴らしい選手が取れて、マリノスから素晴らしい選手も来る。FWも奮起してくれた。このメンバーで攻撃的なサッカーができると思う」と、7試合ぶりの勝利から浮上していく手応えを掴んだようだ。

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