高校サッカー総体はベスト4が出揃う! 準々決勝は得点差「1」以内の僅差に…関東勢から3校が駒を進める

(写真はイメージです)【写真:中戸川知世】
(写真はイメージです)【写真:中戸川知世】

準々決勝は0-0のPK決着などロースコアゲームが目立つ展開に

 令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)は、8月2日に北海道で男子サッカーの準々決勝が行われ、ベスト4が決定した。神奈川県勢が2校とも勝ち上がりを決めた。

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 9時30分開始の第1試合では、3回戦までの3試合で14得点を奪ってきた尚志(福島)が登場。しかし、対する桐光学園(神奈川1)が前半11分にMF齋藤俊輔が先制ゴールを奪うと、相手の協力攻撃陣をシャットアウト。1-0の勝利を収めた。また、矢板中央(栃木)と国見(長崎)の対戦はスコアレスのままPK戦に突入し、スコア3-2で国見が突破を決めている。

 12時開始の第2試合では、日大藤沢(神奈川2)が30回目の出場となる市立船橋(千葉)と対戦。前半35分にFW 山上大智が先制点を挙げると、千葉の名門による反撃を無失点で抑え込んで1-0の勝利を飾り、神奈川県勢2校そろっての勝ち上がりを決めた。

 また、プレミアWEST首位の静岡学園(静岡)とプレミアEAST首位の青森山田(青森)を破ったことで注目されてきた明秀日立(茨城)は、3回戦で昨年度の全国高校サッカー選手権を制した岡山学芸館(岡山)にPK戦のスコア14-13の大激闘で勝利してきた高知(高知)と対戦。明秀日立は後半24分に途中出場のMF竹花龍生が決勝ゴールを奪い、1-0の勝利で4強入りを果たした。

 準決勝進出4校のうち3校は関東勢が占めた。3日の準決勝では、桐光学園と国見、日大藤沢と明秀日立が対戦する。

<準々決勝の結果>
尚志(福島)0-1桐光学園(神奈川1)
矢板中央(栃木)0-0(PK:2-3)国見(長崎)
日大藤沢(神奈川2)1-0市立船橋(千葉)
高知(高知)0-1明秀日立(茨城)

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