バルサやマンUも惚れ込む才能 22歳イタリア代表レフティーMFを巡り大争奪戦が勃発

ベルナルデスキ獲得に、“北の3強”に加えて国外ビッグクラブも熱視線

 フィオレンティーナのイタリア代表FWフェデリコ・ベルナルデスキに対し国内外のビッグクラブが獲得の意思を示し、大争奪戦に発展しているという。イタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ベルナルデスキは22歳の左利きアタッカーで、フィオレンティーナでは21歳にして「10番」を与えられた才能だ。今夏の欧州選手権でイタリア代表の一員となり、今月15日の国際親善試合ドイツ戦(0-0)でもゲームに出場している。総合力の高いタイプのアタッカーで、右45度あたりの位置でボールを持った時が最も才能を発揮する瞬間だ。

 そんなイタリアの若きアタッカーに対し、国内では王者ユベントスとACミラン、インテルといった“北の3強”がこぞって獲得を目指しているという。しかし、ベルナルデスキを欲するクラブは国内にとどまらず、スペインのバルセロナ、イングランドからはアーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドが動いているという。まさにビッグクラブによる大争奪戦に発展している模様だ。

 ユナイテッドは2011年に当時17歳のベルナルデスキの獲得に動いたが、本人が現地メディアに対して「その時は興味が持てなかったんだよ」とオファーを断っていたことを明かしている。それでも“赤い悪魔”は、再アタックに打って出る構えのようだ。

 果たして、才能豊かなイタリアの若きレフティーの次なるキャリアは、どのクラブでのものになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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