“ガラスの天才”が185日ぶりの実戦復帰で2発 ロイスの活躍に指揮官も「予想していなかった」

周囲の信頼支えにキャプテンマークを巻いて躍動

 ドルトムントはグループステージ突破を決めていたこともあり、一部主力を温存。ロイスもこの日は1トップで先発した。キャプテンマークを腕に巻いてピッチに立ったロイスは「これは僕にとって大きなステップ。みんな試合までにウォームアップで僕がキャプテンと言ってくれた」と周囲からの信頼を支えに躍動した。

 試合終了間際に右足で決めたチーム8点目となる得点は、DFに当たってコースが変わっていたこともあって、UEFAの記録上はオウンゴールとなった。今季初出場でのハットトリックという離れ業こそ逃したものの、2得点1アシストを記録した日本代表MF香川真司とともに大勝の立役者となった天才が、ようやく今季のスタートラインに立った。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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