“50歳現役”に近づくカズを海外メディアが称賛 「いまだに魔法のタッチを見せている」

南米チリのメディアが、カズの「偉大な歴史」を紹介

 元日本代表でJ2の横浜FCに所属するFWカズこと三浦知良は、49歳で迎えた今シーズンもリーグ戦に20試合出場し2得点をマークするなど、現役のプロサッカー選手として存在感を見せた。本人は来年2月で50歳となる来シーズンに向けて現役続行に意欲を示し、クラブ側もオファーを出す方針と伝えられているが、そんな生ける伝説に対して、海外メディアも称賛を送っている。クロアチアやスペインなど欧州各国でもその健在ぶりは報じられてきたが、南米チリのスポーツサイト「ビビオ・チレ」でもカズの特集が組まれている。

 日本だけでなく世界的に人気を誇るサッカー漫画「キャプテン翼」のスペイン語名になぞらえ、「カズヨシ・ミウラ、オリベル・アトムに影響を与えた日本の名手の偉大な歴史」とのタイトルで、カズのこれまでのキャリアを紹介している。

「70年代後半から80年代前半、日本ではサッカーは野球や相撲、武道に比べると人気がなく、海外の風変わりなスポーツだと思われていた。プロクラブすらなかったため、彼は学校で初めてサッカーを始めた。“キング”との愛称を持つカズは、すぐに優秀な選手だと証明した」

 15歳でブラジルに渡り、その後はJリーグを経てセリエAのジェノア、クロアチアのディナモ・ザグレブ、そして再びJリーグでプレーしたことなどにも触れつつ、1998年フランス・ワールドカップで最終メンバーから外れたこと、2012年のフットサル・ワールドカップでは日本代表としてプレーしたことも記述している。

 

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