日本の2点目のゴールシーンにフォーカス

　日本代表は6月20日、南米のペルー代表と対戦し4-1の快勝を飾った。特に日本の2点目は自陣から縦へ早い攻撃をつないだ見事な攻撃で、「つなぐサッカーのお手本」「めちゃくちゃレベルアップしてる」と称賛が止まないようだ。

　前半22分、左サイドバック（SB）のDF伊藤洋輝が左足を振り抜き豪快なミドル弾で先手を取った日本。37分には、GK中村航輔から始まるパスワークでペルー陣を崩す。中村からペナルティーエリア内のDF板倉滉に渡ると、そのまま右SBの菅原由勢へ。

　菅原が溜めを作って降りてきたMF伊東純也に縦パス。ワンタッチのヒールで伊東が落とし、再度菅原が前を向いて運ぶと、中央を上がっていたMF鎌田大地へと展開する。難しい浮き球のパスを鎌田は難なく収め、左サイドでフリーになっていた三笘に渡す。

　三笘は自身の得意の形に持ち込むとカットイン。放った右足のシュートはブロックに入った相手に当たりディフレクションしてネットを揺らしている。

　この日本の連係プレーは反響を呼び、SNS上でも賛辞が殺到。「菅原の判断がすごい」「鎌田トラップバグってる」「伊東がカギだったかな」「めちゃくちゃレベルアップしてる」「つなぐサッカーのお手本」「鎌田の神トラップはイニエスタ級」「美しい」と関わったそれぞれの選手に絶賛の言葉があがっている。

　各選手の良さが体現されたパスワーク弾に、ファンも魅了されていたようだ。