ハフェルツはアーセナル、バイエルンなど複数クラブから獲得興味を示されている

　イングランド1部チェルシーに所属するドイツ代表FWカイ・ハフェルツは、今夏の移籍市場で大きな注目を集めている。同じイングランドのアーセナルだけではなく、スペイン1部レアル・マドリード、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンも関心を示すなかで、去就について決断を下したと英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版が報じている。

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　多くのクラブが獲得を希望したとされるハフェルツだが、クラブと選手間での条件面では、細かい金銭面と期間を除いて合意に達したという。すべてはアーセナルからチェルシーへの2度目のオファー次第になるようだ。

　チェルシーはすでにアーセナルからのオファーを断っていた。現在、アーセナルは2度目のオファーを準備している状況だという。これをチェルシーが受け入れることになれば、ハフェルツはアーセナルへ移籍することになり、イングランドに留まることになる。チェルシーは移籍金8700万ユーロ（約135億円）を希望しているようだ。

　一方、ハフェルツに興味を示していたバイエルンを率いているのは、昨シーズン序盤までチェルシーを率いていたトーマス・トゥヘル監督。2025年で満了する契約を結ぶことがないことを理解したチェルシーは、今シーズン終了後のハフェルツ売却に動き出していたという。

　新たなストライカーを探すバイエルンにとって、フランクフルトのフランス代表FWランダル・コロ・ムアニの獲得には金額が高過ぎることもあり、ハフェルツに連絡をとったという。しかし、バイエルンはアーセナルがハフェルツの獲得に向けてリードしていると伝えられたという。

　ウェスト・ハムのイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得も逃したとされるバイエルンだが、ライスもアーセナル移籍に近づいているとされる。ハフェルツは、このままアーセナルへ移籍することになるのだろうか。