三笘のゴールがクラブの「お気に入りの瞬間」で最多投票を獲得

　イングランド1部ブライトンは今季、18勝8分12敗でプレミアリーグ6位の好順位でシーズンを終え、クラブ史上初となる欧州カップ戦の出場権を手にした。クラブは「2022-23シーズンのお気に入りの瞬間」を募集したなか、日本代表MF三笘薫の印象的なゴールがトップに輝いた。

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　三笘は今季リーグ戦33試合に出場し、7ゴール6アシストをマーク。ロベルト・デ・ゼルビ監督が就任して以降は左サイドで定位置を確保し、数字以上のインパクトを残した。英サッカーデータサイト「whoscored.com」では年間の平均レートを「7」とし、MFソリー・マーチ（7.38）、MFアレクシス・マック・アリスター（7.05）に次ぐ、3番目の評価を得ていた。

　そんななか、ファン投票で三笘のゴールが今季のお気に入りゴールとして認められた。現地時間1月29日に行われたFAカップ4回戦リバプール戦で決めた一撃は、クラブ公式で「リバプールを粉砕した三笘マジック」と表現されていた。

　セットプレーの流れから、イングランド代表DFジョー・ゴメスをキックフェイントでかわし、右足で決めた一撃はファン・サポーターにとっても印象的なゴールだったようで、コメント欄では「常軌を遥かに逸した芸術品」「本当に三苫うますぎた」「これいちばんすき」「最高すぎる」など、多くのコメントが寄せられた。

　左サイドから得意のドリブルでプレミア屈指のDFたちを翻弄した三笘。ドリブルだけでなく、ゴールまでの活躍も大きく評価された。プレミア1年目でブレイクを果たした日本代表MFは、来季UEFAヨーロッパリーグ（EL）出場を控えるチームにとって重要な選手になることは間違いないだろう。