ミランとの交渉について現地紙が予想

　日本代表MF鎌田大地は今季限りでドイツの名門フランクフルトとの契約が満了し、新シーズンに向けイタリアの名門ACミランが獲得に乗り出しているとされる。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は、ミランと鎌田の契約発表が今月末になる見込みと報じた。

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　鎌田は移籍金なしで次のクラブと契約できる新シーズンに向け、ドイツ国内ではドルトムントが獲得に乗り出したとされるが、ミラン行きが最有力という情勢が報じられていた。しかし、今月に入ってミランでは強化責任者を務めるクラブのOBかつレジェンドの元イタリア代表パオロ・マルディーニ氏が解任されたことで、契約が白紙に戻る可能性も指摘されていた。

　そうしたなかで記事のレポートでは「同選手との合意はマルディーニ氏とマッサーラ氏が指揮を執るなかですでに判明しており、交渉が続けられた後も選手の代理人に関連した官僚的な理由だけで停滞していた。今月末までにすべてが解決され、日本人選手が300万ユーロ（約4億6000万円）の4年契約に署名できるようになることが予想されている」とされ、以前にも報じられた鎌田の代理人がイタリアで活動するためのライセンス取得が終われば契約が締結される見込みとされた。

　現在、日本代表活動中の鎌田は「サインしてないので100%というのはまだ言えないけど、ちゃんとしたオファーもCL以上のチームから届いているので、CL以上、4大リーグ以上でやれるのは間違いないと思う」とコメントしていた。現状、ミランが鎌田獲得のポールポジションにいるのは間違いなく、今月末が1つのめどになるようだ。