久保建英は「迫力のあるプレーを披露」 途中交代も“存在感”をスペイン紙が称賛「止まらない」

ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】

ソシエダはセビージャに2-1で勝利 久保は後半27分に途中交代

 スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間6月4日、ラ・リーガ最終節でセビージャと対戦し、2-1で勝利を収めた。日本代表MF久保建英は先発に名を連ね、後半27分まで出場した。スペイン紙は、この日も存在感を発揮していた久保について、好調さを維持していただけあり、交代時に「イマノル監督に腹を立てていた」と指摘しつつも、「彼はピッチで快適に、尊大で、迫力のあるプレーを披露していた」と称賛した。

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 すでに4位以内が確定しており、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を手中に収めているソシエダ。それでも現在リーグ9得点の久保は、今季2桁ゴールを虎視眈々と狙いにいく。1-0で迎えた前半30分、60メートル以上のドリブル突破からチャンスを演出すると、後半19分、左サイドからのボールをペナルティーエリア右で受けた久保がフリーでシュートを放つも、左足の一振りは惜しくも枠を逸れ、この日最大の決定機をものにはできなかった。

 久保は後半27分に途中交代。バースデーゴールを奪うには至らなかったが、随所で存在感を発揮した久保に対し、スペイン紙「ムンド・デポルディーボ」は「止まらないクボ」と取り上げ、「彼は交代を告げられた際、イマノル監督に腹を立てていた。なぜなら、彼はピッチで快適に、尊大で、迫力のあるプレーを披露していたからだ」と指摘していた。

 さらに、「彼はニアポストあたりを狙った決定的なシュートチャンスを得たが、今回はゴールに結びつけることはできなかった。ただ、これは10ゴール目になってもおかしくなかった」と、リーグ2桁得点に乗るメモリアルゴールにあと1歩のところまで迫った場面についても触れている。それでもソシエダはトップ4フィニッシュを果たし、久保もチームの中心選手として目に見える結果を残した素晴らしいシーズンと言えるだろう。

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