三笘薫、“プレミア屈指”をデータが証明 パサー&ドリブラーで高水準値…米分析社のベストイレブン選出「驚くべき発見」

ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】

今季7ゴール5アシストをマーク

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は今季プレミアリーグで33試合7得点5アシストを記録し、来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に大きく貢献した。米スポーツデータ分析会社「プロ・フットボール・フォーカス(PFF)」が選出するシーズンベストイレブンにブライトンから唯一選出されている。

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 このベストイレブンはPFFによる独自のデータを評価の基準として11選手がピックアップされている。三笘は左ウイングの選手として選ばれ、「ブライトンの驚くべき発見で、来季はサウスコーストのクラブがこれまで1度もたどり着けなかったヨーロッパの舞台でその才能を発揮することになる」と絶賛と期待のコメントが寄せられた。

 三笘はパスの精度の高さを示す「PFF passing gade」という指標で「87.3」ポイントを記録。これはパサーとして最も高い数値だったという。また、ドリブラーとしての価値を示すスコアも「134」ポイントと高い水準で、これを上回るのはクリスタル・パレスのU-21フランス代表MFミカエル・オリーズの「141」だけだった。今季のパフォーマンスはリーグ屈指のパサーであり、ドリブラーであったことを証明するものだったようだ。

 その他には今季36得点を挙げて得点王とMVPをダブルで獲得したマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドやアーセナルの躍進を支えたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスら錚々たる顔ぶれが名を連ねている。ブライトンから唯一の選出となった三笘はワールドクラスのタレントと肩を並べていた。

 PFFによる2022−23シーズンのベストイレブンは以下の通り。

GK
エミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)

DF
キーラン・トリッピアー(ニューカッスル)
ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ)
ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル)
ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド)

MF
デクラン・ライス(ウェストハム)
マルティン・ウーデゴール(アーセナル)
ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)

FW
ブカヨ・サカ(アーセナル)
三笘薫(ブライトン)
アーリング・ブラウト・ハーランド(マンチェスター・シティ)

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