三笘は「本当に厄介な選手」 途中出場からの守備翻弄ドリブルを相手地元メディアが高評価「問題を引き起こしていた」

三笘薫が後半途中出場から見せ場【写真:Getty Images】
三笘薫が後半途中出場から見せ場【写真:Getty Images】

後半20分から途中出場して攻撃を活性化

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間5月28日に行われた敵地でのプレミアリーグ第38節アストン・ビラ戦(1-2)で後半20分から途中出場。キレのあるドリブルで存在感を放つ場面もあり、対戦したアストン・ビラの地元メディアでも「本当に厄介な選手」と評価されている。

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 三笘は1-2とビハインドで後半20分にパラグアイ代表MFフリオ・エンシソとの交代でピッチへ。同24分には敵陣でボールを拾うと、プレッシャーをかけにきたアルゼンチン代表MFエミリアーノ・ブエンディアをボールを浮かせてかわすと、一気にギアを上げて縦に突破。ゴールライン際をえぐって折り返しを狙ったが、これは相手に抑えられた。

 その後も左サイドで果敢に仕掛けたが、ゴールにつなげることはできず。データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、25分間プレーした三笘はボールタッチ23回、パス成功13本中10本(成功率77%)、ドリブル成功3回中2回、地上戦デュエル勝利数7回中3回、ポゼッションロスト7回という成績だった。

 バーミンガム地域専門メディア「Birmingham World」は、マッチレポート内で「途中出場の三笘が卓越したボールコントロールで(対峙した右サイドバックの)マティ・キャッシュにあらゆる問題を引き起こしていた」と言及。また、英地元紙「バーミンガム・メール」は選手採点(10点満点)でアストン・ビラのポーランド代表DFマティ・キャッシュを「(ブライトンのアイルランド代表FWエバン・)ファーガソンを一度ならず、二度もゴールライン上でブロックした英雄的活躍」と「8点」評価を与えた一方で、「三笘が途中出場したあと、本当に厄介な選手であることを知った。それでも彼はそのミッションに立ち向かった」と、三笘がキャッシュの前に立ちはだかっていたことにも触れていた。
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