最終戦で途中出場の三笘、ボール浮かすフェイント&急加速ドリブルに反響 「キレキレだった」

三笘薫はアストン・ビラ戦で後半途中から出場【写真:Getty Images】
三笘薫はアストン・ビラ戦で後半途中から出場【写真:Getty Images】

プレミア最終節はアストン・ビラに1-2で黒星

 イングランド1部ブライトンは、現地時間5月28日に行われた敵地でのプレミアリーグ第38節でアストン・ビラに1-2で敗れた。後半20分から途中出場となった日本代表MF三笘薫はドリブルで何度も突破を試みて存在感を放ち、そのシーンが注目されている。

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 試合は前半8分、アストン・ビラがブラジル代表MFドウグラス・ルイスのゴールで先制点を挙げる。ブライトンも前半19分、左サイドへ展開すると、パラグアイ代表MFフリオ・エンシソが中央へクロス。FWデニズ・ウンダフがボレーシュートで合わせたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認を経て、オフサイド判定でゴール取り消しとなった。

 ブライトンは前半26分、裏のスペースを突かれ、GKジェイソン・スティールが飛び出してボールがこぼれたところをアストン・ビラのイングランド代表FWオリバー・ワトキンスに決められてリードを2点に広げられてしまう。

 それでも前半38分、ブライトンはセットプレーからウンダフが反転シュートでゴール。オフサイドの可能性もあったが、VARの確認を経て、得点が認められ、1-2で前半を折り返した。

 ブライトンは1点ビハインドのまま迎えた後半20分にエンシソとの交代で三笘をピッチへ。三笘はドリブルで果敢に突破を図った。同24分には敵陣でボールを拾うと、プレッシャーをかけにきたアルゼンチン代表MFエミリアーノ・ブエンディアをボールを浮かせてかわすと、一気にギアを上げて縦に突破。ゴールライン際をえぐって折り返しを狙ったが、これは相手に抑えられた。

「ABEMA」公式ツイッターは「日本代表 #三笘薫 途中出場。交代早々、細かいタッチで目の前の相手をかわし一気にスピードを上げサイドを切りさく!」と当該シーンをピックアップ。ツイッター上では、「キレキレだった」「今日の審判も三笘に厳しかった」「個人技はさすがだった」「戦術三笘すぎて」といった声が上がった。

 アストン・ビラ戦では1-2で敗れたが、プレミアリーグ挑戦1年目は33試合に出場して7得点7アシストを記録。たしかな存在感を示した1年だった。

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