アルテタ監督も懇願「早く戻ってきて欲しい」

　イングランド1部アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が膝の手術後に長期離脱している日本代表DF冨安健洋の復帰時期について言及した。

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　今季は左右のサイドバックをカバーする貴重な戦力として監督から重宝されていた冨安だが、3月のUEFAヨーロッパリーグ（EL）ラウンド16セカンドレグのスポルティング戦で右膝を負傷。手術を受けて今季残り試合を欠場することになった。復帰は今年のクリスマス頃になるのではとも報じられていた。

　また、アーセナルは同じ試合でフランス代表DFウィリアム・サリバも背中を負傷し、同様に長期離脱を余儀なくされていた。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」によれば、アルテタ監督は冨安とサリバが今夏のプレシーズンに復帰できるとの見通しを明かしているようだ。

「（冨安の）回復は近い。上手くいけば、サリバと同様にプレシーズンには戻ってこられるだろう。彼らは復帰に向けてしっかりと取り組んでいる。いくつかの問題があって、彼にとって本当に難しい1年だった」

　アルテタ監督はさらに「彼は素晴らしい人間で、本物のプロフェッショナルだ。早く戻ってきて欲しい。彼の存在はチームの大きな助けになるんだ。ウィリー（・サリバ）も順調だ。ここ数週間はそれ以前の2か月と比べてはるかにポジティブだ」と2人が復帰に向かって前進していることを強調していた。