アーセナル冨安、来季の“重要な役割を担う可能性がある選手”に英紙選出 「アルテタはフィットし続けることを願う」

負傷離脱中のアーセナル冨安健洋【写真:Getty Images】
負傷離脱中のアーセナル冨安健洋【写真:Getty Images】

右膝の負傷による手術を受け長期離脱中

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は右膝の負傷による手術を受け、シーズン終盤戦を棒に振った。今年中の復帰も難しい可能性も浮上しているなか、英メディアは来季のより重要な役割を担う可能性がある選手として冨安の名前を挙げている。

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 今季マンチェスター・シティと熾烈なタイトル争いを繰り広げてきたアーセナルだったが、シーズン終盤に大失速し19年ぶりの優勝は叶わなかった。

 その大きな要因の1つとも言えるのが、負傷者続出のアクシデントだった。特に最終ラインは3月のUEFAヨーロッパリーグ(EL)で冨安とフランス代表DFウィリアム・サリバが負傷し、以降長期離脱を余儀なくされた。冨安に関しては今年のクリスマスまで欠場が長引く可能性も伝えられている。

 そうしたなかで英紙「デイリー・ミラー」が挙げた「来季大きな役割を担う可能性があるアーセナルの6選手」に冨安の名前が含まれている。冨安の長期離脱はチームに大きな影響を与えたとした上で、ミケル・アルテタ監督が復活を期待する選手としてピックアップされている。

「イタリアのボローニャから移籍してきた冨安はガナーズで素晴らしいプレーを披露してきたが、怪我によってプレミアリーグでの出場は2年間で42試合にとどまっている。彼が3月に膝の手術を受けたことは、アーセナルのタイトルの望みに大きな打撃を与えた。

 冨安とサリバの不在により、アルテタは(ロブ・)ホールディングと(ヤクブ・)キヴィオルを起用せざるをえなくなった。冨安の怪我は仕方がないことだが、アーセナルはこの日本代表DFを起用できず残念に思っていた。アルテタは来季、全てとは言わないまでも大半の部分で冨安がフィットし続けることを願うだろう」

 冨安は今季右サイドバックのレギュラーポジションをイングランド代表DFベン・ホワイトに譲っていたものの、チーム状況によって左サイドバックをこなすなどユーティリティーな活躍でチームに貢献していた。チームには欠かせないピースとして指揮官からも信頼は厚いだけに、一日でも早い復帰が望まれているはずだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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