「ソシエダの試合を決定づけた」 久保建英が巻き起こした追加点の“カウンター攻撃”を海外高評価

バルセロナ戦に出場の久保建英【写真:ロイター】
バルセロナ戦に出場の久保建英【写真:ロイター】

ソシエダは32年ぶりに敵地カンプ・ノウで勝利

 スペイン1部レアル・ソシエダは5月20日、ラ・リーガ第35節FCバルセロナ戦で32年ぶりに敵地のカンプ・ノウで2-1の勝利を収めた。日本代表MF久保建英は途中出場ながらドリブルで貴重な追加点の起点となった。海外メディアは2点目の演出に「久保が巻き起こしたカウンター攻撃が試合を決定づけた」と、勝利に貢献した働きを評価している。

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 4位のソシエダはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場に向けて負けられない一戦。ここまで絶好調だった久保は温存のためか、まさかのベンチスタートとなった。だが、出場してからやはりピッチで輝いた。チームは前半に1点を先制し、追加点がほしい後半13分、久保を投入。すると同31分、久保がカウンターからドリブルでスルスルと上がり、スペイン代表MFマルティン・スビメンディへパス。最後はノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートがゴールへ沈めて、華麗な連係から追加点を挙げた。久保は相手DFを引き付けてのドリブルで起点となった。

 その後ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに1点を返されたが、2-1で勝利。ソシエダは1991年以来32年ぶりの敵地カンプ・ノウでの白星を挙げた。

 かつて下部組織のカンテラに所属した古巣のバルサ戦で躍動した久保。ベトナムメディア「Zing News」は「久保、ソシエダがカンプ・ノウで32年ぶりにバルサを破るのに貢献」と見出しを打って、「久保が巻き起こしたカウンター攻撃がソシエダの試合を決定づけた。直接的な得点ではないものの、久保のパフォーマンスは依然として評価されている。今季、日本のスターはラ・リーガだけで8ゴール4アシストと輝きを放っている。好調の久保はソシエダのCL出場に向けてチームの向上に貢献した」と、最近の好調ぶりを称えた。バルサは前節優勝を決めていたが、その一戦でソシエダに敗戦。一方のソシエダは残り3試合でCL出場に向け大きな勝ち点3を手にした。

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