7人退場&アディショナルタイム19分の大乱闘 アルゼンチン1部の荒れ模様に選手も嘆き「ひどい狂気」

アルゼンチンで7人も退場が発生する荒れ試合が起こった【写真:ロイター】
アルゼンチンで7人も退場が発生する荒れ試合が起こった【写真:ロイター】

リーベル・プレート対ボカ・ジュニアーズの試合で乱闘発生

 アルゼンチン1部のリーグ戦で7人も退場が発生する荒れ試合が起こった。リーグ第15節リーベル・プレート対ボカ・ジュニアーズ(1-0)の一戦で、試合終盤に乱闘騒ぎが発生し海外メディアも注目している。

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 アルゼンチンのブエノスアイレスに本拠地を置く2つのクラブのライバル関係は、世界のサッカー界で最も熱いものの1つだ。“スーペルクラシコ”とも呼ばれる一戦は、いつも火花が散っている。

 白熱した戦いは0-0で迎えた後半アディショナルタイム3分、リーベル・プレートのコロンビア代表FWミゲル・ボルハがペナルティーキック(PK)から決勝点を決め、会場を大いに盛り上げた。

 ここでボカ・ジュニアーズGKセルヒオ・ロメロが発端となり、乱闘が発生。英紙「デイリー・メール」の報道によれば、ロメロがMFアグスティン・パラベシーノの煽りに怒りを表したという。またこのPK判定も意見の分かれる判定だったようで、両チームの乱闘はヒートアップしていく。

「ロスタイムに7枚のカードが出されるというとんでもない事態」と紹介したのは、英メディア「スポーツ・バイブル」だ。乱闘が長引き、「ボカ・ジュニアーズのホルヘ・アルミロン監督を含む計7人が退場となり、19分のロスタイムがあった」とこのシーンに触れている。

 記事によるとリーベル・プレートの主将MFエンソ・ペレスは一連の行為を「スポーツの試合にふさわしくない」と非難したという。「ひどい狂気をもってベンチから人が飛び出したが、良いことではない。両者から巻き込まれた人はたくさんいた。コーチングスタッフ、メンバーに入っていない選手もだ」と厳しい言葉を放っている。

 激しい乱闘も1点を守り首位をキープしたリーベル・プレート。ライバルへの勝利で勝ち点「3」を手にしたが、後味の悪い展開になってしまった。

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